早いもので、8月も残すところ10日となりました。子供たちの長かった夏休みも、いよいよカウントダウンが始まった学校も多いのではないでしょうか?
今年の夏は行動規制のない久しぶりの長期休暇となったため、各地へお出かけされた方が多かったのではないでしょうか?

我が家も、子供を連れてプールへ行きましたが、そこにはマスクなしで楽しんでいる大勢の人がいて、若干その輪に入るのにためらってしまいました。もう、マスク着用が当たり前になりすぎて、この光景を見た私は3年前にタイムスリップしたのでは?と思ってしまうほどでした(笑)感染者数は未だなお多く公表され、無症状の方もいらっしゃるとのこと。油断はできませんが、それでも束の間の時間を開放的に楽しく過ごせたのは、夏の良い思い出となりました。しかし、暑いですね(;^_^A暑すぎて、プールの水もお湯になり、プールサイドは裸足で歩くとジュウっと焼けてしまいそうなぐらい暑く、みんなぴょこぴょこ飛び跳ねて歩いていました。皆さん、コロナにも暑さにも気を付けてお過ごしくださいね。

さて、現在自分自身が”夏バテだなぁ”と感じている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?夏バテとは誰しもが罹ってしまう体の不調です。原因として以下のようなシチュエーションが挙げられています。
(1)暑さによる寝苦しさで睡眠不足
(2)汗をかくため、体内の水分やミネラルが不足
(3)食欲がなくて、サッパリしたものしか食べられず、栄養バランスが乱れる
(4)屋外の暑さとクーラーによる冷えや温度差との調整が体内で追いつかない
(5)暑いので運動しづらく運動不足
(6)職場では交代で夏休みを取るため、人が少ないので忙しさが増す
(7)上司が夏休みで緊張感が足りず、ダラケてしまい調子が出ない
(8)子どもが夏休みで家にいる
(9)預けられた孫の相手でエネルギーを消費
(10)強い日差しを浴びることで疲れる

気温が高いことからくる体の不調だけでなく、メンタル的なことが原因になることもあるんですね。体が弱っていると、メンタルも弱くなる、感情の浮き沈みが大きくなってしまうのかもしれません。お風呂などにゆっくり浸かり、副交感神経を落ち着かせる必要があるかもしれませんね。夏は冷たい食べ物を選んでしまいがちですが、そんな中でも、飲み物は常温のものを選んだり、食事の一品には温かいお汁を必ず飲むなど、できることを取り入れてみてはいかがでしょうか?食事を用意する方も、火を使う料理ばかりだと疲れてしまうので、電子レンジ調理ができるものや、お惣菜、レトルト食品をうまく使い、この夏の料理を乗り切りましょう!

そして、最近“秋バテ”というフレーズも耳にするようになりました。9月になると、子どもは夏休みが終わって学校が始まります。職場でも、8月は休会だった会議が復活し、仕事はフル回転で時間に追われることも増えます。忙しさに頭と体がついていかず、溜まっていた疲れがドッと押し寄せてくることがあります。そんなときは焦らずゆっくり体を労い、穏やかに過ごしていきましょう。
具体的な対処法として以下列記しています。

(1)気象情報を確認し、気温や天候に合った衣服や空調などの工夫をする
(2)睡眠時間を確保して、グッスリ眠る
(3)シャワー浴だけでなく、浴槽の湯に漬かって冷えを癒やす
(4)栄養バランスを整える。冷たいものの取り過ぎに注意。食べ過ぎ、飲み過ぎをしない
(5)スケジュールはゆとりを持つ
(6)暑い日は水分摂取を怠らない
(7)肌寒い日は秋冬物の服を着たり、掛け布団を秋仕様にしたりする
(8)適度な運動で血行を良くする、低気圧に弱い人は耳と耳周りをマッサージ
(9)飲酒やたばこ、菓子など嗜好(しこう)品が増え過ぎないように注意
(10)広い空、美しい景色、オレンジ色の夕日などを眺め、ゆっくり深呼吸

季節の変わり目は体調を崩しやすいタイミングです。そのタイミングにあわせて、自分の体をしっかり休ませてあげましょう。