3月は学校では卒業式、企業では異動の時期になりますね。最近、テレビでもよく“卒業ソング”を取り上げられている番組をいくつか観て、そういえば毎年この話題が取り上げられるなと感じます。不思議なもので、自分の最後の卒業式はもう随分と前になるのですが、その音楽を耳にするとその時の思い出がよみがえってきます。また、時代は令和となり、発信される音楽も”今時”のモノが多いのに、卒業ソングというと、昔から定番の曲を今も歌われていることに驚きました。卒業ソングは、世代を超えて当時の思い出話を話せるきっかけになるかもしれませんね。

卒業という節目の時。晴れ着を身にまとって参加される方も多いかと思います。
”晴れ着”とは、表立った晴れ舞台や晴れの日に着る衣装のことを言います。 なぜ晴れ着を着るのかと言うと、自然や神仏に感謝しながら今後の幸せを願う意味で、普段着とは違う上等な服を着て身支度を整える意味があったそうです。晴れ着に含まれるのは、振袖・色留袖・訪問着・紋付き色無地などです。着物を着る機会も随分と減り、人生に数回しかない今の時代では、晴れ着を身にまとうほどの卒業は大切な大切な節目であることは間違いありません。
卒業は終着点ではなく未来への出発点です。 ご卒業されたその先に、輝かしき未来があることをお祈りしております!