9月に入り、少し朝晩の暑さがマシになってきたように感じます。夏の風物詩ともいわれるセミの鳴き声も、いつの間にか耳にしていないことに気が付きました。陽ざしの強さも少し落ち着いてきたようにも感じます。まだまだ日中は、”夏”感満載ですが、徐々に季節は進んでいるのだと感じる今日この頃。毎日、外の暑さと、建物内の室温との温度差をひと夏乗り越えた体は、自分が思っているよりもダメージを与えられていると思います。夏バテはならずに済んだものの、夏の終わりの体調不良をそろそろ感じ始める時期かと思います。かくいう私自信も、連日体を冷やしすぎていたため、ここにきて風邪らしい症状が出てしまっています( ;∀;)今年の夏も体は頑張ってくれていました(笑)!ゆっくりする時間を作り、疲れた体を癒してあげましょう。

毎年のことですが、私たちが育てているスプラウトにんにくも、実は夏が苦手です。気温が暑くなりすぎると、にんにく自体の細胞が眠ってしまい発芽しづらくなってしまいます。私たちは水耕栽培で育てているので、室温などの環境は、いつの時期も同じにしていますが、にんにく自体がもつ体内時計的なものがしっかり働いてしまい、6月後半~8月は発芽するのに時間がかかり、発芽しても角のように少し出てくる程度のにんにくも少なくなく、中には芽が出てこないものもありました。弊社調べにはなりますが、水耕栽培で一定期間水分を含ませて発芽させようとしたものが、発芽まで至らなかったにんにくについて、見た目は通常のスプラウトにんにくとは異なりますが、食べた翌日のニオイが残らない、味わいがマイルドなど、特徴としてはスプラウトにんにくと変わらないものとなっています。また、芽や根が通常のものと比べると少なくはなりますが、それでも調理時に火の通り具合を部位によって気にかけなくても良い分、調理がよりスムーズになる、というようなお話も聞きます。その時その時にできたスプラウトにんにくを、よりオススメの食べ方をお伝えしながら、販売をしておりました。
そのにんにくが眠っている期間が終わったようで、8月後半からしっかり発芽したスプラウトにんにくを販売させていただいております。
芽も伸び根も張り、ぐんぐん栄養たっぷりの水分を吸い上げ、10日ほどかかっていた成長期間も、今は4~5日と早まりました。今売場に置いてある商品は、そのほとんどが、しっかり発芽した状態のものになります。ぜひお店に行かれた際は、お買い求めください!自信をもってご提供しています(^^)/